2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

No.19 日本語はジャム?!  

野菜や豆腐などを炒めた沖縄料理を「チャンプルー」という。 英語のjumble[ジャンブル]「ごちゃまぜ、ごちゃまぜにする」と音がそっくり。 そういえば、長崎の「ちゃんぽん」にも「いろいろなものを混ぜること、または、混ぜたもの」という意味がある。 マレ…

No.18 サンサンサンサン太陽さん

人の名前を「~さん」と呼ぶそのときに、相手の心にあるだろう「太陽」を思っている。 燦々(さんさん)と輝くという言葉があるが、まさにsun[サン]。 太陽系に一つでもsun。 キリスト教では三[サン]は聖なる数字。 日本では太陽(sun)は神。 神は音読みす…

No.17 果汁のじゅうとジュースのジュー

「ずるずる」と「じゅるじゅる」を並べると汁気のあるものを連想する。 汁を音読みすると「じゅう」。 juice[ジュース]の「じゅう」ではないかと思う。 juiceは、「果物や野菜の100%ジュース」のことだが、果物や野菜に限らず、肉汁のことも言う。 肉汁…

No.16 降る・・溢れるほどに満タン

full[フル]「いっぱいの、豊富な、十分の、おなかがいっぱいの」は、 本来は水がいっぱいであることを示すそうだ。 いっぱい雨が「降る」ような、そして、水量が「増える」ようなそんな語感がある。 お腹がいっぱいになると、お腹が張る・・・fullになる、そ…

No.15 奇跡はみるみる起こるだろう

mir[ミル]は日本語の「見る」そのもの。 miracle[ミラクル]「奇跡」は驚き見入るもの。 mirror[ミラー]「鏡、(鏡のように)映す」は見入るもの。 mirage[ミラージュ]「蜃気楼、妄想」は驚いて見るもの。 admire[アドマイア]「賞賛」は見とれるもの。 それで…

No.14 メロンはリンゴ???

英語のmelonの語源はギリシャ語のmelopepon[メーロペポーン]。 メロンパンナちゃんと彼女のメロメロパンチを彷彿とさせる発音。 melopeponは中世ラテンで省略されてmelonに、フランス語に入ってmelon、ついでに英語でもmelonとなったようだ。 ギリシャ語では…

No.13 男は「ヒー」で女は「シー」。

男の子が「ヒー」と叫んで、女の子が「シー」となだめる。 ・・・これは、男性を表すhe「彼は」と女性を表すshe「彼女は」を用いた言葉遊び(親父ギャグとも言う)。 さてさて、「彼ヒ」は、明治時代のある小説家が、he[ヒー]への当て字として使われたという…

No.12 泳ぐの速っ!

一寸先は・・・光!と感じる人生は幸せだ。 「寸」は「少し、わずか、短い」などの意味をもつ。 「寸前」は「少し前」、「寸時」は「すぐに」を表す。 英語のsoon[スーン]「すぐに、間もなく」にと非常に似ている。 「す」はすばしこいの「す」でもあるが、s…

No.11 波の動きのMとW

水兵さん、水平線、水葬・・・の水は海のことだとわかる。 水の「み」と海の「み」は同じだろう。 そして、水・海を表す「み」と英語のmが同じものを表す単語もある。 marine「海の」やmariner「水兵、船員」のmである。 波の「み」も水の「み」と同じかも…

No.10 こんにちは、バイバイの話です。

英語でbi[バイ]は「2」を表すことがある。 まるで日本語の「倍」だ。 bicycle / bikeは車輪が2つの自転車。 bilingual[バイリンガル]は2つの言語ができること。 bind[バインド]は(もともとは)2つのものを1つに縛ること。 biscuitは、保存食として2度…

No.9 おやじギャグでノミネイト

名前の響きって、その人にとって一番力の出る呪文なんだって。それでは、早速、「名前」の響きについて始めるとしよう。 英語を習い始めた頃、名前とnameの音が似ていると思った人も多いのではないだろうか。 名前をローマ字で書くとnamae。英語のスペリング…

No.8 瓦は屋根の合羽(かっぱ)です。

レインコート(rain coat)のことを、合羽[カッパ]と呼ばなくなったのはいつからだろう。 合羽はラテン語cappa「かぶるもの」やイタリア語のcappa「かぶせる、合羽」に由来すると思われる。 cappaの最初の3文字はcap[キャップ]だ。 capは「帽子、ふた、かぶ…

No.7 知っているからできるのだ

「できる」は英語でcan。「可能」であるということ。 canと「可能」は音が似ている(と私は思う)。 「可能」をローマ字で書くとkanou。 英語のknow[ノウ]「知っている」に似ていなくもない。 「できる」ということは、「する方法を知っている」ということ。…