No.10 こんにちは、バイバイの話です。
英語でbi[バイ]は「2」を表すことがある。
まるで日本語の「倍」だ。
bicycle / bikeは車輪が2つの自転車。
bilingual[バイリンガル]は2つの言語ができること。
bind[バインド]は(もともとは)2つのものを1つに縛ること。
biscuitは、保存食として2度焼きしたビスケットを表していたそうだ。
binocularは双眼鏡。
何を覗いてみようかな。
それではバイバイさようなら。
No.9 おやじギャグでノミネイト
名前の響きって、その人にとって一番力の出る呪文なんだって。
それでは、早速、「名前」の響きについて始めるとしよう。
英語を習い始めた頃、名前とnameの音が似ていると思った人も多いのではないだろうか。
名前をローマ字で書くとnamae。英語のスペリングとほぼ、一緒である。
ドイツ語ではName[ナーメ]、イタリア語ではnome[ノメ]、サンスクリット語ではnamanと表記する。
おやじギャグ選手権にnominate[ノミネイト]「指名する、ノミネート」決まった。
ノミネートおめでとう、今夜は「呑みねい」とお酌する。
nameを一文字変えるとfame[フェイム]。「名声、高名」という意味。
その形容詞「有名な」はfamousと書く。
すっかりおやじギャグでfamousだ。
nominal[ノミナル]「名ばかりの、有名無実の」・・・。
No.8 瓦は屋根の合羽(かっぱ)です。
レインコート(rain coat)のことを、合羽[カッパ]と呼ばなくなったのはいつからだろう。
合羽はラテン語cappa「かぶるもの」やイタリア語のcappa「かぶせる、合羽」に由来すると思われる。
cappaの最初の3文字はcap[キャップ]だ。
capは「帽子、ふた、かぶせる」という意味がある。
かぶるものと言えば、cape[ケイプ]もそうだ。
薬のカプセル(capsule)は、薬に小さな容器をかぶせるもの。
そして、「かぶせる、ふた、覆う」という意味をもつcover[カバー]もカッパの音に似ていることがわかる。
coverからcを取った前置詞のoverには覆っていたり、包んでいるイメージもあるから関連づけて覚えるといいだろう。
また、家の屋根を覆っているのは瓦[カワラ]。こちらは、サンスクリット語のkapalaに由来する。
屋根があってや~ね~・・・もとい、良かったね~。
No.7 知っているからできるのだ
「できる」は英語でcan。「可能」であるということ。
canと「可能」は音が似ている(と私は思う)。
「可能」をローマ字で書くとkanou。
英語のknow[ノウ]「知っている」に似ていなくもない。
「できる」ということは、「する方法を知っている」ということ。
canをknow how to と書き換えられることを知っておくといい。
もう一度ローマ字のkanouを見てみる。
kとcは同じ[k]音があるので、canouとも書ける。
ほら、最初の3文字がcanになる。
No.6 車輪がくるくる回るで、車。
車輪がくるくる回るで、車。
No.5 ボールは膨らみ弾むもの
「袋」は「膨れる」という語に由来する。
bagも膨れる感じの語だ。
これがdagだと、どうもだらしない感じになる。
その意味は「汚くする」とか「ださい服装の人」だとか「変人だとか」。(「波型の縁取り」という意味も)。
Dagという男性名もあるので、あまり、悪くは言えないけれど…。
さて、「膨」は[ボウ]と読む。
ball「ボール」やbald「はげた」など、感じが出ている。
ちなみにballは、跳ね回るイメージが膨らんで「ダンスパーティ」をも意味する。
上記の語に共通するのはba。
そのbaから始まるballoonは「気球、風船」。「膨れ上がる」という意味もあるから、イメージピッタリだ。
気球に乗ってどこまで行こう。
※追記※
水がブクブク膨らむのはboil「沸く、煮る、茹でる」。
気持ちが膨らむのはbold「大胆な」。
No.4 滑る羊
つるっと滑るのはslip。
滑り台はslide。
slには「する」っと滑る語感がある。
sleepは「眠る」。
力が抜けてするっと眠りに滑り落ちるよう。
眠るときにsheep「羊」を数えるのは、二つの単語(sleepとsheep)が似てるから。
おやすみなさい。