No.24 奥に置く?
「置く」を表す3つの単語。
put, set, place。
このうち、2つは音で区別しやすい。
put[プット]はポンと置く感じ。
置くという行為に重点がある。
set[セット]は設置(せっち)する感じ。
sit「座る」には「座らせる」という意味もある。
物をあるところに座らせる、つまり、ちゃんと据え付けることがset。
setting[セッティング]とは何かをきちんと配置すること。
settleは据え付け、安定させること。
もう一つの「置く」のplace[プレイス]は「(人や物などが占める)場所」という意味を持つように、場所に重点がある。位置づけること。
「置く」と同音の「奥」はどうなのか・・・
興味を持って調べると、the inner part of a houseで「家の奥」。
直訳すると、「家の内の部分」ということ。
inner[イナー]は「内の」を表す単語で日本語では「インナー」というカタカナ英語にもなっている。
「インナー」は「陰な」という言葉を想起させる。
確かに、日が当たらない家の奥は陰な感じだろう。
また、「陰(いん)」は「隠(いん)」にも通ずる。
家の奥は隠れたところ。
in[イン]は「中に」という意味だが、例えばかばんの中に物を入れたら外からは見えなくなるので、隠れることになる。
そういう意味で、inには「隠」のニュアンスがある。
「家の奥に何かを置く」ならput (set) something in the inner part of a houseとなるか。
No.22 骨をローマ字で書くと・・
骨という時は[ホネ]とも読むし、[ボネ]とも読む。
もちろん、[コツ]とも読むけども。
[ボネ]をローマ字で書くとbone。
bone[ボウン]「骨」。
そのまんま。
「骨ばった顔」はbony face[ボウニィ フェイス]。
bunny face[バニー フェイス]なら「ウサギちゃん顔」?!
ところで、[ホネ]をローマ字で書くとhone。
hone[ホウン]「砥石(でとぐ)、磨く」。
ふうん・・・
★追記
「骨」って漢字は、がい骨の標本みたいな形をしているなぁ。
No.21 オールまるくまとまーる
all[オール]は「すべて」。
「すべて」は丸くまとまるイメージ
まるくまとまーる・・・オール・・・
無理があーるようだが(笑)
[オール]や[オウル]には丸いイメージがつくことがあーる。
(「すべて」ではなーい。)
ball[ボール]「ボール・球」
hole[ホウル]「穴」
whole[ホウル]「全体の」
mole[モウル]「もぐら、ほくろ」
△のほくろを見たことないよね。
ほくろの形は○だよね。
pole[ポウル]「棒、柱」の断面図も○だよね?!
No.20 離れているから「おーい」の過去形
「おーい」というのは、遠くにいる人に声をかけるとき。
「遠い」と「おーい」は似ている。
「おー」という音は離れた感じを表すようで
英語の過去形に[オー]という音が入るものがある。
buy[バイ] 「買う」 - bought[ボート]「買った」
bring[ブリング]「持ってくる」 - brought[ブロート]「持ってきた」
think[シンク]「考える・思う」 - thought[ソート]「考えた・思った」
catch[キャッチ]「つかむ」 - caught[コート]「つかまえた」
teach[ティーチ]「教える」 - taught[トート]「教えた」
「オート」の「ト」は日本語の「しました」の「た」のよう。
No.18 サンサンサンサン太陽さん
人の名前を「~さん」と呼ぶそのときに、相手の心にあるだろう「太陽」を思っている。
燦々(さんさん)と輝くという言葉があるが、まさにsun[サン]。
太陽系に一つでもsun。
キリスト教では三[サン]は聖なる数字。
日本では太陽(sun)は神。
神は音読みすると[ジン]あるいは[シン]。
真理の真[シン]。
尊いの尊[ソン]。
聖なるの聖[セイ]・・・saint[セイント]「聖なる」。
どことなく、全部似ている。
sign[サイン]は神の「しるし」、神の「合図」、神が送る「兆候」。
shine[シャイン]は「(太陽などが)輝く、照る」。
sunshine[サンシャイン]は「ひなた、日光」のこと。
Sunshineという英語の教科書がありますが、その会社の社員はshineだろうか。
きっと、「~さん」と呼び合っているに違いない・・?!